民間助成金情報(ソニー音楽財団 子ども音楽基金 第4回(2023年度))
設立趣旨
公益財団法人ソニー音楽財団では、子どもたちが豊かな感性・すこやかに生きる力をはぐくむためには、音楽を通じた体験や活動が重要であると考えております。
先進国でも相対性貧困などに起因する教育格差が社会問題となるなか、地域・環境・経済状況などに左右されることなく音楽に触れることのできる社会であることを目指して、当財団は2019年(令和元年)に「ソニー音楽財団 子ども音楽基金」を設立し、これまでに合計38,050,143円(延べ68団体/新型コロナウイルス被害支援含む)の助成を行いました。
当基金では、子どもたちへの教育を目的とした音楽活動に取り組んでいる団体の活動を支援し、助成を行うことで、子どもたちが心豊かに暮らすことのできる環境づくりをサポートいたします。これはSDGs(持続可能な開発目標/Sustainable Development Goals)で掲げられた「2030年までに世界が達成すべき17の目標」のうちの4番目の目標である「質の高い教育をみんなに」に通じるものです。
当財団は、次世代のための教育支援の取り組みを積極的に行い、課題の解消に向けて寄与してまいります。
助成対象となる団体およびその活動
・日本国内の、原則として18歳未満の子どもを対象に、音楽*を通じた教育活動に取り組んでいる国内の団体およびその活動。
・法人格を有する団体。または、法人格を有しないが、活動を実施するための体制が整っている団体(グループ・サークル・実行委員会などを含む)が行う活動。
助成対象とならない団体およびその活動
・営利団体および営利性の高い活動を行っている団体の活動。
・設立目的や活動内容が、政治・宗教・思想に偏りがある団体の活動。
・反社会的勢力と関わりがあり、反社会的な活動内容を含んでいる法人・団体の活動。
・過去において法令等に違反する等の不正行為を行い、不正を行った年度の翌年度以降5年間を経過しない団体の活動。
助成金額
・支給する助成金は、1団体につき10万円~300万円(年度毎)とします。
・活動内容や活動規模および申請額に基づき金額を決定します。
助成の対象となる経費
・助成対象となる経費は、子どもを対象に音楽を通じた教育活動にかかる費用全般です。
・ここでいう費用全般とは、当該活動における会場費、謝金、備品購入費(楽器等活動に直接関係するもの)、制作費、旅費交通費※、業務委託費、印刷製本費、人件費などを含みます。
・助成応募時と異なる内容や、領収書等の証憑書類で支払い事実が証明できない経費は、認められません。
※ 旅費交通費は、原則として鉄道・バスなど公共交通機関の最低料金経路を適用してください。ただし、公共交通機関の利用が困難であり車両での移動手段を利用せざるを得ない明確な理由を有する場合は、ガソリン代を交通費支出として認める場合があります。なお、ガソリン代は一律37円/1kmとします。
助成対象期間
2023年4月1日(土)~2024年3月31日(日)
・原則として期間は1年間としますが、活動が複数年にわたる場合は、継続して助成を行う場合があります。その場合は、年度毎に再度応募書類を提出していただいた上で、助成継続可否の選考を行います。
・新型ウイルス等の感染症・疫病の流行等により、助成対象活動の一部または全部が期間内に実施ができないときは、1年を限度として助成対象期間の延長を認める場合があります。
選考基準
選考は、以下の基準に基づいて行います。
・子どもへの音楽を通した教育の促進に貢献する事業・活動であるか。
・活動の目的が明確であり、妥当性があるか。
・時宜にかなった活動内容であるか。
・活動の組織体制・スケジュール・予算が適切であり実現可能なものか。
・助成終了後においても活動を継続するための計画性・実現性があり、将来の発展が見込めるものか。
応募期間
2022年7月1日(金)~ 8月1日(月)17:00必着
お問い合わせ
詳しくは、公益財団法人ソニー音楽財団 子ども音楽基金のホームページをご覧ください。
※当会で受付けた助成金情報の掲載です。