民間助成金情報(社会福祉法人丸紅基金)
2023年度(第49回)丸紅基金社会福祉助成金募集について
社会福祉法人丸紅基金(理事長:柿木真澄/以下、「丸紅基金」)は、2023年5月1日より、総額1億円の社会福祉助成金申込の募集を開始します。
丸紅基金は、わが国の福祉の向上に資することを目的として、1974年に丸紅株式会社(以下、「丸紅」)の出捐により設立され、今年度で設立49年目を迎えました。1975年より、全国の社会福祉活動に従事する施設・団体に対し、毎年総額1億円の助成を継続しており、昨年度までの助成累計は、2,830件、48億5,000万円となっています。助成先は、障がい者、児童・青少年、高齢者関連の施設・団体など多岐にわたっており、昨今の社会情勢を反映し、引きこもり支援、生活困窮者支援、子ども(地域)食堂、フードバンク、女性保護、地域コミュニティ活動など、行政の手が届きにくいと思われる団体からの案件には特に配慮して採択しています。
丸紅基金の助成金は、丸紅からの出捐金による基金資産の運用収入、丸紅及び丸紅グループの役員・社員・元社員の有志を会員とする募金組織「100円クラブ」による個人寄付金、丸紅からのマッチングギフト、丸紅ギャラリー入館料などを原資としており、企業と個人が協力して支える枠組みです。丸紅グループと丸紅基金は、今後も広く社会に貢献していくことを目指して助成活動を続けていきます。
助成金額・件数
助成金総額は1億円を目処とし、50件以上の助成を行います。
助成申込金額は限定しませんが、1件当りの助成金額は、200万円を上限とします。
助成の対象
当基金の助成は、わが国における社会福祉活動を行う民間の団体が企画する事業案件(車両・備品等の購入、施設改修、イベント・講座、出版、調査研究など)で、次の条件を具備するものを対象とします。
1.申込者(実施主体)は、原則として非営利の法人であること
(ただし、法人でない場合でも、3年以上の継続的な活動実績があり、組織的な活動を行っている団体は対象とする)
2.明確な目的を持ち、実施主体、内容、期間が明らかであること
3.助成決定から1年以内に実施が完了する予定のものであること
(2023年12月から2024年11月末の1年間で、申込案件が実施・完了される事業が対象)
4.家賃・光熱費・人件費等、一般経費の補填でないこと
5.申込案件に、国や地方公共団体の公的補助が見込めないこと、また他の民間機関からの助成(クラウドファンディング、寄付を含む)と重複しないこと
選考基準
選考にあたっては、次の点を重視、配慮します
1.既存の社会福祉分野(障がい、高齢、児童・青少年)のほか、引きこもり支援、生活困窮者支援、子ども(地域)食堂、女性保護、地域コミュニティ活動など、行政の手の届きにくいと思われる案件。
2.緊急性・重要性が高いもの。
3.社会福祉事業に従事する人々の環境改善・向上に役立つ案件。
4.直近3年度以内に当基金の助成を受けている団体からの申込は、優先度が低くなります。
申込受付期間
申込みは、2023年5月1日より同年6月30日まで 受け付けます。(6月30日消印のものまで有効 )
助成の決定、通知
助成先、金額は、選考委員会にて選考の上、理事会に諮り決定します。 採否の結果については、2023年10月下旬にお申込み団体全ての代表者宛てに郵送にて通知します。
その他
1.反社会勢力及び反社会的勢力と関係すると認められる法人、団体からの応募は受け付けられません。
2.申込は1団体1件に限ります。
3.選考のため必要がある場合には、所定の添付書類の他に、更に詳しい書類を提出していただき、あるいは訪問調査をさせていただくことがあります。
4.助成が決定したときは、所定の「承諾書」、その他必要書類を提出していただいた上で、助成金を銀行振込にて送金いたします。 助成事業案件を実施した後、助成対象物件に当基金のロゴシールを貼付し所定の「支出報告書」「完了報告書」を提出していただきます。また、2年後に助成事業案件のその後の状況について、「実施後の現況報告書」を提出していただきます。
詳細
詳しくは、社会福祉法人 丸紅基金 のホームページをご覧ください。
※当会で受付けた助成金情報の掲載です。